昔の写真を整理していたら、ある写真を見つけました。
この写真は、私が初めて秩父宮のピッチでトレーナー活動をする前日に撮った写真です。
トレーナーを始めて以来、ここで仕事をする事が私の「憧れ」であり「夢」でした。
その前日、私は師匠にこんな事を言いました。
「私は秩父宮で仕事をする事がずっと夢でした。本当に感慨深いです!」
すると師匠は。。。
「トレーナーとして大切な事は、どの場所で仕事をするか!?が重要なのでは無い。
選手のために、いかに良いサポートができるか?が重要なんだ。
ワールドカップだとか、オリンピックだとかそんな事は関係ない。
どんな現場であろうと、トレーナーがやるべき仕事に変わりは無いんだ。」
浮かれていた私は、この言葉を聞いた時ハンマーで頭を殴らた感覚になりました。
そして、私が好きな踊る大捜査線の青島刑事が「事件に大きいも小さいも無い!」
という言葉。「青島、格好いいなぁ~」といつも思っていましたが。。。
この時、この言葉の本当の意味が分かった気がしました。
私は、この日以来この言葉をずっと大切にしています!
初心に返る事ができる、懐かしい写真でした!
渡邉誠