2013年12月9日月曜日

怪我予防

こんにちは。

先日、患者さんから嬉しいお言葉を頂きました。

1年前から、2週間おきに来院して頂いているマラソンランナーの方ですが
この患者さんの年間全てのレースが終了しました。
「今年は怪我なく練習を積む事ができました。有難うございました!」
これまでいつも怪我ばかりで、継続して練習が積めなかったとの事。

嬉しい言葉です。
他にも数名のマラソンランナーの方が定期的に来院しています!

トレーナーの仕事は、怪我をしてしまった後の対応(治療)はもちろんですが、
それ以上に怪我を事前に防ぐ事が大きな目標です。

鍼舎に来院するスポーツ選手の中で、最も多いのが陸上競技選手です。
12月、この時期から陸上競技の冬季練習が始まります。

冬季練習をしっかり積めるか積めないかによって、
来シーズン成績が大きく変わります。

冬季練習は量や強度が高くなります。
しかし、スピードはシーズン期ほど上がらないので
全身的な疲労感はあっても、怪我なく練習を積める事が多いです。

しかし、この疲労の蓄積に気がつかず、春先にスピードが上がって来た時に
「バチッ」と肉離れを起こすというパターンが多々あります。
もちろん、それが全てではありませんが・・・。
これは防げたなぁ・・・・という怪我を何度も見てきました。

怪我をしてからでは、時間・治療回数・それに伴って治療費もかかり・・・・。
試合に向けた準備(練習)が出来ない事、そして何より試合で「勝ちたい!」という
モチベーションが下がってきます。

リハビリをして学ぶ事もありますが・・・。
春先(3月)の怪我は、最終学年(中学・高校・大学)を控えた選手にとっては
とても悲しい事です。

疲労が溜まっていないと思っても、マッサージをすると選手本人が深い所の
張りを感じる事があります。

怪我をしてから「鍼舎」に電話!では無く
早めのメンテナンスをお待ちしております。

怪我の予防を心がけましょう!


渡邉